夜窓は静寂 - 凸凹な僕たちへ

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夜窓は静寂


昨日は寒かった。
たっちゃんは既に衣替えを済ませている。
半袖の上に、薄手のものを羽織っているだけだ。
俺の服装は完全に冬へと逆戻りである。
毛布、毛布は何処だ。
誰かの所為で離れ離れとなってしまった愛しい奴よ。
今何処に居るのだ。

「寒い。毛布返せ」
「毛布が無くても俺がいるじゃん」

恥ずかしくないのか、お前。
何時も恥ずかしくなるのは此方なのだ。
お前が居たところで何なのだと言い返したいが、
彼の体温は毛布には代え難いものがある。
誰よりも知っているではないか。
背に腹は変えられぬ。
恥を捨てるしかあるまい。

我ながら気持ちの悪い台詞を吐いてしまう。
「責任持って温めろよ」
奴は二度ならず三度と頷く。

「未だ寝ないの?」
五月蝿い。
何時も早く寝ようとすると肩を落とす癖に。

おかしい。
外は既に夜である筈。
律動的である可き心の動きを変えてはならない。
それにも拘らず、思いとは裏腹に速まってしまう。
シンちゃんに『大抵のことには動じない』と言われている。
可笑しいじゃないか。
笑えるじゃないか。
余り引っ付くな。
夜は静かに眠りにつく筈なのに。

明日は久々に太陽を見上げることが出来る様だ。
わくわく。
「未だ寝ないの?」
五月蝿い!
今日も寒かったからいけないのだ。
明日はきっと暖かい。

静謐な夜に戻るであろう。
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Author : ゆう

遂に社会人。
慢性的に眠い23歳。
詳しくは『Author』



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