海を越ゆるもの - 凸凹な僕たちへ

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海を越ゆるもの


取引先企業の名前にも既に慣れたが、未だに慣れないことがある。
俺を名指しで電話を掛けてくるのである。
海外からの電話も少なくない。
ニューヨーク・シカゴ・トロント・モスクワ・上海。
テルアビブは流石に聞き返してしまった。
テルアビブ!?
テルアビブから俺に何の用だというのだ。

上司が俺の名前と連名で書類を出していたからである。
加えて上司は急遽上海に出張中。
俺が名指しされる所以であった。
連名で名前が載っておりますが、私は8割方理解できていない。
知ーらない!
という訳にもいかず、同じ部署の方々の助けを得ながら何とかする。
高が電話応対で一苦労だ。
「早く新入社員入って来ないかな」
「未だ4月だよ(笑)」
おっと、未だ研修期間中の身であったな。
GWは刹那の休息。
部屋に鳴り響くのは多機能電話ではなく家庭用電話。
保留ボタンも1つしかない。
掛けてくるのは、皆聞きなれた声の主。
母親も掛けてきた。
「たっちゃん元気?ちょっと代って」

申し訳ございません。只今外出しております。
戻り次第、折り返しお電話する様申し伝えます。
気が向いたらな。

我が家にも海外から電話は掛かってくるのであった。
佐久ちゃん。
「海外出張したら遊ぼ~」
『ちゃんと仕事してんの?笑』
「してます」
『ゆうちゃんが働いてるイメージ無いな(笑)』
こらこら、皆で同じことを言うでない。

「たっちゃんに代わろうか?」
『もうゆうちゃんと話したからいいや(笑)』
「もう俺と話したからいいってさ」
「あいつはゆうにだけ優しいんだ」
「いじけてますよ」
佐久ちゃんに左様ならの挨拶をしてから、たっちゃんに電話を渡す。

「おい、ニューヨークでゆうと遊ぶときは俺も呼べよ?」
「・・・無理でしょ」
佐久ちゃんにも言われたに違いない。
落ち込むな。
その前に佐久ちゃんが日本に来るから、皆で遊べば好い。

佐久ちゃんとメールを続けて、もうどの位経つだろうか。
彼からのメールを見る為に、毎日の様にパソコンを立ち上げる。
返信には、たっちゃんのコメントスペースも確保している。
佐久ちゃんはたっちゃんの言葉も結構楽しみにしている様であるぞ。

皆たっちゃんのことが好きなのだよ。
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Author : ゆう

遂に社会人。
慢性的に眠い23歳。
詳しくは『Author』



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