『クラッシュ』 - 凸凹な僕たちへ

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『クラッシュ』


クラッシュクラッシュ
サンドラ・ブロック、ドン・チードル
マット・ディロン、ブレンダン・フレイザー 他
2004年
アメリカ




ロサンゼルス。
ハイウェイで一件の自動車事故が起きた。日常的に起きる事故。
しかしその「衝突」の向こうには、誰もが抱える「感情」の爆発が待っていた。
ペルシャ人の雑貨店主人は護身用の銃を購入し、
アフリカ系黒人の若い2人は白人夫婦の車を強奪。
人種差別主義者の白人警官は、裕福な黒人夫婦の車を止めていた。
階層も人種も違う彼らがぶつかり合ったとき、
悲しみと憎しみが生まれる。
その先に、あたたかい涙はあるのだろうか。

A Brentwood housewife and her D.A. husband.
A Persian store owner. Two police detectives who are also lovers.
An African-American television director and his wife. A Mexican locksmith.
Two car-jackers. A rookie cop. A middle-aged Korean couple.
They all live in Los Angeles.
And during the next 36 hours, they will all collide.

人はぶつかりあう。
人は人を傷つける。
それでも、人は、人を愛していく。






娯楽性の強い気軽に見ることができる映画ではないが、
人間の本質を抉るように描いている。

一見、何の関係もない登場人物たち。
彼らは1つの大きな『何か』に因って、複雑に絡み合う。

人種・格差・銃
アメリカの抱える社会的病理。
これらを巧みに表現している。
重要なのは、『問題提起』のみだということか。
『問題解決』について、何ら触れていない。
しかし、それで良いんじゃないかな。

人間の抱える善と悪。
善の裏には悪が在り。
悪の裏には善が在る。
人間が誰しも抱える『両義性』

人は皆判断されるのを嫌う。
しかし、他人を判断することには何の矛盾も感じない。
それが人間。
そんな俺も、やはり人間。

映画のラストが冒頭へと繋がる。
この映画の作り方自体が、現代の問題を象徴しているのか。
無くならぬ差別、繰り返される銃事件。
それは負のスパイラル。

『先入観』で見てはいけない。
それは危険な行為。
只管見つめ、只管考える。
『理解』できる可能性は、ここにしか秘められていないのかもしれない。

映画に降る雪は、人間の『先入観』の象徴か。
『先入観』という雪が猛烈に吹雪けば、
人の視界は完全に遮られる。
思考は完全に停止する。
本質を見ようとしなければ、
人は只、腐るだけ。
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Author : ゆう

遂に社会人。
慢性的に眠い23歳。
詳しくは『Author』



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